あっという間に2年目
あっという間に社会人になってから二年目を迎えてしまいました。
このブログを書いていたのは大学院生の頃でしたので、それから社会人になり、社会人としての1年目を過ごし、今は2年目を迎えて5ヶ月余が過ぎようとしているところです。
餃子が有名な縁もゆかりもない県に配属が決まり、2年目もこちらで過ごしています。1年目は上司や先輩の仲も不安定で、そもそも少人数の支店でしたのでなかなか聞きたい時に聞くこともできず、慌ただしく過ごして上司が退職しておわり。 二年目は新しい上司が来て、支店メンバーも増えて、新人が入って、でも新人は先月末で辞めてしまって、という状況。
会社自体、大嫌いというわけではないけれど、人を扱う責任の重さと会社全体の年齢層が若めであること、そして普段みんな余裕がない状態で仕事をしているのでイライラしたり、人に当たったりという雰囲気があることがほぼ当たり前であることが辛い。イライラしているのはあなたの仕事関係のことであって、私が直接イライラさせたわけではない、でも私の方が立場が下だからという理由で当たられる不条理。
もう少しのびのびできるところで働けたらいいのにね、皆ね、と思う。
2ヶ月くらい前、ハワイに行った。初めてで、パスポートが学生の頃のままだったから、10年用のものを更新して。日本より、日差しが強いと聞いたからSPF50の日焼け止めを買って。観光用にまっぷるを買って。
ハワイのなんと、素晴らしいことでしょう。天国にいるみたいに青空が広がって、暑いけれどカラッと晴れていて、海風があって、日本とは違う海の色があって、人々が笑顔でのびのびとしている。日本の税関は、厳しい顔をして迎え入れるのに、ハワイは老若男女にこにことしていて、「よい旅をしてね!」と話しかけてくれる。ハワイに恋した3泊5日間でした。
帰国してからもハワイ熱が冷めやらず、よしもとばななさんの「ゆめみるハワイ」と「まぼろしハワイ」を購入して読み、まだハワイに恋している。その中でも、「いじわるタオル」という話を読み、私の会社もこんな感じじゃない?!と思ってびっくり。
「人間って疲れていると『意地悪したら楽しいだろうな』って思う生き物なんだな」、というところに共感したのです。
気づかないふり、わからないふり、聞いてたけれど忘れたふり。事情をきちんと把握したうえではなく、自分の推測だけで判断して相手を怒ったり、文句を言ったり。直接電話で伝えたらいい内容のことを、わざわざ長文のメールを打って知らしめようとしたり。顔もきちんと知らなくて、臆すれば一度も社内で会ったことがない人に対して、推測だけで電話やメールで怒れることはどうして?と。
社会人になって、なんやかんや研修があって、でも慌ただしい1年間を過ごして私が最初に学んだのは「愛嬌力」でした。別に上司に媚を売れ、というわけではなく、きちんと「ありがとうとごめんなさいの言葉が言えること」と考えている。だから、他人の言葉に対して、第一声で怒るのではなくて、疑問に思うことがあっても、自分の思い違いとか誤解もあるかもしれないから、「あの時はすみません」とか「ごめんなさい」とか「すごく助かりました、ありがとうございました」とか自分から言えるといいんじゃないかな、と思っている。
でも、一人で暮らし続けて会社に通い続けることはやっぱり辛い日もあって、彼氏と一緒に住みたい。一緒にごはんが食べて、ハワイに遊びに行きたいと思うこともあり。