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私の恋人は私の二個上で、とはいえ浪人してるから学年は同じなんだけど、聴いてた音楽とかアーティストの違いで「そういえばこの人は年上なんだ」と自覚することが多い。

この頃はクリスマスもあったからなおさら街が音楽で溢れてる気がして、ふとした時に恋人に対してそんなことを感じることが多かった。

 

年を取ったこともあるのかもしれないけど、最近は二人で懐かしい音楽ばかり聴いてた。それも中学生とか高校生の時に聴いてたものではなくて、小学生とか音楽の世界に触れ始めたばかりの頃の、聴いてもあまり歌詞の意味が理解できてなかった曲。エブリリトルシングとか大塚愛ちゃんはちょっと違うんだ。スピードとモー娘。もちょっと違う。

ちょっと昔は大塚愛ちゃん、Hysteric Blueジュディマリとか聴くと「ンー、かわいい!」って思っていたけど、最近は安室ちゃんとか華原ともちゃんとかとってもかわいいと思う。安室ちゃん全然変わらないよね!かわいい!すき!

華原朋美ちゃんはどちらかというと学校の細くてとってもカワイイ先輩、みたいなイメージがある。細くて女の子らしくて、いつも恋してて見てると守ってあげたい!みたいな。

 

小学生のときはおかあさんの価値観とか評価が絶対みたいなところがあって。(おかあさんはそんな気はなかったかもしれないけれど。)安室ちゃんかわいい、とか椎名林檎さんの曲聴きたい、とか言えない雰囲気があった。

どちらかというと、aikoやエブリリトルシングを聴いてほしい、って思われてた。

だから大人になってからグレイとかL'Arc-en-Cielもすっごくカッコイイ!って知った。

 

youtubeとかPCを通じていろんな歌を時代も国も超えて聴くことができて、今、バラバラだった昔の頃の思い出とかかけらが手元に戻ってきて、また戻ってくる過程で新しい部分も生まれて、すごく不思議な気分になる。

30歳くらいになったら、今度は高校生の時に聴いてた音楽をたくさん聴くようになるんだろうか。