17:09

私は今23歳で、明日24歳を迎える。そんなに感慨深いわけではないけど、いざ24歳を迎えるとなると23歳のうちにやり残していることがあるんじゃないか、と思って落ち着かなくなる。実際今やり残しているのは授業の課題レポートと修論の手直しだけなんだけど。本当はバレンタインに生まれる予定だったのに遅れて18日が誕生日になったこと、毎年すごく自分らしいと思う。

 

今年のバレンタインは去年と同じく、私の家でのんびりごはんを食べることになった。ビーフシチューやしめじと蛸とエビのアヒージョ、生ハム、クリームチーズを食べるなどした。あとビールをたくさん飲んで、冷えていい感じに固まったチョコタルトを切って、ジンを飲みながらいろいろなものをつまんだ。

 

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今更だけど、この研究室はやっぱり自分に合わなかったんだなー、と思うことが多くて、でも卒業前にちゃんとそれがわかってよかったと思った。完全に行かなくなったら負けだ、と思って、セミナーや発表や修士論文など諸々のことを投げ出さなくてよかった。

 

ということを自覚した出来事の一つが、先日のバレンタインでして。

女性陣から受け取ったチョコレートを先輩が即PCでググって値段を確認した後、その分の金額を他の男子に渡す(ホワイトデー用にそのお金でお返しを買って来てとのこと)現場を目の当たりにしてしまい、(((せめて女の子の前ではヤメテ。。。)))と思ってしまったのでした。

 

何が自分の常識か、というのは他人目線からだと尚更難しいね。

その先輩は、バレンタイン当日に先生にチョコを渡せなかった女の子のことすごく怒っていて。(私の研究室の先生は、いつも帰るのが早い)

でも、もらったものの金額を確認することは先輩の中でオッケーなんだ、と思ったら、何が間違ってて何が正しくて、ショックを受けてる私はどうして?と考え始めて自分の気持ちさえまとまらなくなった。

 

私の人生には、居たたまれないみたいな場面に遭遇したり、居たたまれない気持ちに襲われてその場を去ってしまう、みたいなことが起こりがちだと思う。

合わない、ということがわかってよかったけれど、その組織や集団に属するということは知らず知らずのうちに自分も染まっている部分があるのでは...と思うと怖い。

バカだ、とか使えない、とか思われてもバカにされても、私はできるだけ周りの人にショックな感情を与えないでいたいし、嬉しいとか辛いとかショックだとかいう自分のいろんな気持ちをなあなあにしないで大切にしたいと思った。