あんまり平和な世の中じゃかっこわるすぎる
ってブルーハーツが歌ってました。
中学生の頃、友達にベストアルバムを貸してもらって、MD(懐かしい!)に落として聴いてた。
夕方、塾に行くときのバスの中で聴いてたから、今聴くとバスに揺られながら窓から見ていた夕焼けを思い出します。
先日は、久しぶりに学部の友達と飲みに行きました。
皆、進路が無事決まってるようでよかった。ほっとした。
大学時代の友達って本当に好きです。
安心する、とか、ほっとする、とか、ずっと一緒にいても楽しい、とかじゃない。
ほんとうに数少ない、気持ちの暴力が少ない人たちなんだと思う。
「気持ちの暴力が少ない」って表現、ある本を読んで知って、これ以上しっくりする表現がなくて使わせて頂いています。
どんなに長い付き合いでもどうしても恐ろしいわからない部分を抱えてることがあります。
恐ろしい、というのは自分の理解に及ぶ範囲ではない領域のことだったり、反応や言われることに対して思いがけずショックを受けてしまう部分のことです。
でもそういう部分が少ないということ。
私が言ったことに対して、同じ気持ちで聞いてくれること、笑ってくれること。
当たり前に思いやりを持っていること。
誰か友達が離れて遠くに行くことになったときに、当たり前に皆でメッセージカードを作り、アルバムを作ること。お別れ会をすること。
皆の写真を使ってスライドショーを作ること。
たくさん飲み会をして、震災の時は停電や断水でガスも止まって心細い中で一緒に過ごし、クリスマスにはお料理を持ち寄ってクリスマス会をし、年末は、いろんな友達の家を回りましたね。
私は、大学生になるまで、本当に信用できる、信頼できる友達はいませんでした。
周りとそれなりに仲良くすることはできる、でも他の人がお腹の中で何を考えているかわかりませんでした。
いわゆる進学校だったこともあるかもしれませんが、常に成績とにらめっこして周りのクラスメイトや全国の顔も知らない人と競争していました。
高校時代の友達も大切です。
けれど、大学生活を通じての思い出は長く、強く、いつでも私にとって優しいものです。
私は、私の友達が、みんな一人残らず幸せになってほしいです。
なんてね。
年齢も年齢だし、酔った勢いで昔の写真を見返して、涙が出て日記を書きました。