トレインスポッティング

観ました。

 

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あらすじ

 ヘロイン中毒のレントンは不況に喘ぐスコットランドでヤク中仲間と怠惰な生活を送っている。人のいいスパッド、モテモテのジャンキーシックボーイ、アル中で喧嘩中毒のベグビーらと悲惨な現実を前にしてもドラッグやナンパ、軽犯罪やクラビングを繰り返す毎日。そうこうするうちスパッドが受刑者となり、レントンは何度目かのドラッグ断ちを決意。必死の麻薬治療を受けた彼は、ひと旗あげようとロンドンで仕事を見つけ、真っ当な生活を目指す。

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感想としては、

・映像感覚が斬新。音楽もすごく場面ごとに合っていてカッコイイ。 

 映像を通じて、私は若者特有の躍動感や日常生活における虚しさ、寂しさ、今しか瞬間を捉えられない衝動を感じました。「監督、この映画撮るの楽しかったんじゃないかな」って最初に思いました。

・ドラッグについて

  当たり前かもしれませんが、経験がないので、何とも言えませんが...映像を通じてドラッグによる浮遊感を表現したこと、そしてドラッグ断ちを決意し、麻薬治療を受けるレントンの姿をずっと息をのんで観ていました。あと、私は注射がいくぶん苦手(見るのも受けるのも)なので、スローモーションで針が腕に刺さる瞬間、薬物が静脈を通じて入っていく瞬間、ずっと「うーーーわーーー(。_。)」ってなっていました。

・人物について 

 登場人物、みんな性格にクセがあって好きでした。トミーも好きだったので、ちょっと寂しかった。スパッドは絶対根はいいヤツだよなーと思って観てたので、レントンが最後のほうで「スパッドは根がいい奴。」と言っていて嬉しかったです。

 皆性格違うのに、ことあるごとにつるんでだべって仲がいい。私の性格はたぶん一番レントンに近いかもしれません。